こんそめじゃーなる・改

うたつくりびと・高坂夏海のブログです。

高坂より御礼〜9月24日 in 秋葉原カフェ・トリオンプ〜

こんばんは。高坂です。
一昨日は定期楽曲試聴会「ステラ・ストーリア」第8章でした。
ご来店くださった皆様、ネット上で気にかけてくださった皆様、トリオンプ店鳥、固定スタッフ化してくれているいっちゃん、本当にありがとうございました。

試聴会は通算8回目ですが、今回はテーマがテーマだったからか、一番自分自身をさらけ出せた回だったかと思います。

というのも、今回のテーマは「回顧」。裏テーマはボツネタ大作戦(違)。

29歳になって初めての試聴会。誕生日を迎えたあと「年齢学序説」を読み返し、今回のテーマはこれでいこう、とすんなり決まりました。
ボツネタというと語弊がありますが、今回やった曲は、「Console時代にCDになっている楽曲でボツになったパーツをかき集めて新たな曲にしたけど、結局お蔵入りしたりしかけたり、な曲」が半分くらい。なので、かなり昔に作ったのに初演という曲もちらほらと。

そんなセットリストはこちら。( )内は書いた年。

1: RECEPTACLES (2014年)
初演。一番最近書いた曲。久しぶりに、バラードでもロックでもないポップスを書きました(笑)

2: Deep Violet (2014年)
初演。思い起こせば昔から紫に縁があるよね、と気がついて書いた曲。
比嘉中カラーしかり、TOKIO松岡氏しかり、大吉先生の漫才衣装しかり。ヘリオトロープしかり。)とても短絡的な思いつきから書いた曲ではありますが、内容は結構シリアスです。これは高坂あるあるかもしれない

3: 夜明け前 (曲は2006年、歌詞は2010年くらい)
初演。Console時代初期のライブ定番曲、DAYBREAKから暖簾分け(譜面と言葉のボツパートかき集めから再形成)。DAYBREAKは自分自身で立つ感覚ですが、こちらは誰かに依存している感覚。大事な方を思い出しながらお聴きくださったお客様もいらしたとのこと。嬉しいです。

4: 運命(弾き語りデモシングル版・2010年)
Console時代にライブ会場で販売していたセレクションCDに入っているフルバージョンではなく、20枚限定の弾き語りデモシングル(現在は在庫なし)の歌詞違いバージョン。歌詞が男性目線か女性目線かの違いです。久しぶりの男性目線曲でした。

5: 帰り道(2010年)
初演。こちらも弾き語りライブでは披露回数の多い「home」から暖簾分けした曲。homeよりもほのぼのとした雰囲気の曲で、地元紹介番組のエンディングをイメージして書きました。4年経っているのに今回が初演な理由は、いらした皆様とだけの秘密です(まて)

6: あなたの背中を見上げて(2012年?)
憧れの表現者さんに対する「尊敬」という言葉を素直に1曲にしてみたいと思って作った曲。リズムが難しいのですが、これからも弾いていきたい曲です。

7: 時の旅(2011年)
「年齢学序説」という本を読んで思ったことを曲にしたもの。この年春に弾き語りデモシングル第2弾としてほぼ自力で音源にしたものの、完成翌日に東日本大震災が発生し一度はお蔵入りに。言っていることは後述MILESTONEと同じなのでどちらか一つにした結果埋れがちですが、こちらも今後は弾き語りライブの定番にしていきたいです。

8: MILESTONE-reunited- (2011年。今回のアレンジは2014年)
上記「時の旅」を原型に、改めて腰を据え書いた曲。「年齢学序説」という本の中で私が一番印象に残った一節が「MILESTONE」というタイトルに導いてくれました(暗唱するほど読んでいる
はずなのに、本番で字句断片が出てこずショック。。。)結局こういうテーマの曲になるのね、とConsoleそして高坂の方向性を作ってくれた曲でもありました。ピアノ弾き語り用に新しくアレンジしたこのバージョンは、今回が初演です。

久しぶりに曲ごとにお話ししてみました。自分のことをお話しするのは難しいですが、曲を通して何かしら反映出来ているといいな、と願うばかりです。

高坂の世界はまだまだ狭いかもしれません。それでも、少しずつ手探りで皆様の心地よいところまで広げていければと思っています。核はそのままで。難しいことではありますが、だからこそ、この試聴会もまだまだ続けていけたらと思っております。

・・・と言っているそばから来月の試聴会はお休みです(えー)。

しかしその枠で、相棒松本恵さんとのツーマンライブをやります。
ですので、10月もぜひ、トリオンプで高坂と握手。

ツーマンは10月16日(木)、19:30〜です。いつもの水曜日ではありませんので、ご注意ください。
年内最後の試聴会は11月26日。こちらは水曜日です。

最後に、どうかこれからも、高坂を応援いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

(いつも以上に長くなってしまいすみません。)