こんそめじゃーなる・改

うたつくりびと・高坂夏海のブログです。

2017年の高坂出演ライブを順不同に振り返る・その1(こんそめ組ワンマンライブ「スタートライン」前編)

ごきげんよう。高坂です。前回の更新の通り、今年出演させていただきましたライブを少しずつですが、振り返ってみようと思います。
まずは一番新しい公演ですが一番多くの方に観て頂けた、高坂&こんそめ組のワンマンライブ「スタートライン」。


高坂のソロ関連としては最大編成だった「こんそめ組バンド」としての1.5時間フルで駆け抜けたステージに、ゲストのIssyoさん&Rayさん(共にA-SIDE)、そして未来新星スターナイザーのステージ。高坂をずっと応援してくださった皆様はもちろん、A-SIDEやスターナイザーのファンの方もたくさんいらしてくださいました。遅くなりましたが改めて、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

写真も沢山撮ってくださった皆様も、ありがとうございました。掲載します、と言っておきながらツイッターとかにも載せられなかった写真もあるので、セットリストを振り返りつつ貼っていこうと思います。

 

<セットリスト前半()内はカバー曲とか高坂関連曲以外のアーティスト名・敬称略>
青字は高坂の感想とか解説・雑感です。

1:アマノハラ
2:五月の桜

最初の2曲はピアノの弾き語りでお届けしました。高坂名義になる前からある曲でもあり、弾き語りでご披露した回数の多い曲TOP2でもあります。
コードが似ているかなと思い、イントロにA-SIDEや樽生の曲を混ぜたりもしていました。ピアノを弾き始めたのが大人になってからというのもあり、なかなか今まで自信が持てなかった弾き語りですが、皆様にライブで聴いていただけて少しずつ自信を持てるようになってきたと思います。ずっと聴いてくださっていた皆様には、ちょっと成長を感じて頂けましたでしょうか?(笑)

 

3:桜色桜風(V6)

ギターのサルバトーレ磯山さんと、コーラスの松本恵さんをお呼びして3人で1曲。付き合いの長さはこんそめ組の中でもこの2人がダントツなのですが、意外にもこの3人という組み合わせは初かもしれません。折角磯山さんに弾いて頂けるなら、ということで、松本さんと高坂が組んでいるユニット・縁音がよく歌っている曲のなかで(オリジナル・カバー問わず)一番アコギでお届けしたかった楽曲を選びました。

4:マッコウクジラはせんすいキング(KATSUMI/むしまるQ)

磯山さん、松本さんに加えてパーカッションの入間ジロウさん、ピアノの須賀博司さんをお呼びして5人で1曲。しかも、この曲だけ高坂、歌っておりません。入間さんと高坂が2人でやっているユニット・LifeBirdは入間さんがメインボーカルなので、LifeBirdの紹介も兼ねてここでも入間さんに歌っていただきました。高坂は鍵盤ハーモニカで参加。ちなみに、ライブに来てくださったかただけのお楽しみでしたが、スクリーンに出ていた紙芝居は入間さんの手作りです♪(大人の事情?で掲載出来ずすみません…)

 

5:Burgundy
6:RECEPTACLES
7:This Road

ここでコーラスのバブちんさんをお呼びして、漸くこんそめ組バンドがフルメンバーになりました。6人での最初の曲は、須賀さんと高坂が組んでいるユニット・ヘリオトロープの1stシングル曲。CDだと6人分くらいコーラスを多重録音している結構重厚な曲なのですが、バブちんさんと松本さんにいいところだけをピックアップして貰い、壮大さはそのままに勢いのある曲になりました。
その後の2曲はConsole名義でリリースしたアルバムから1曲と、高坂夏海としてリリースしたアルバムから1曲。どちらも思い出が沢山ある曲です。

8:星に願いを

第1部の最後は松本さん、入間さん、バブちんさん、高坂の4人で組んでいるユニット・スキマ産業にて1曲。5月のワンマンでも好評を頂いたアカペラ版・星に願いを(ディズニーの名曲でもありますね)。もともとがっつりアカペラをやるために組んだユニットではないのですが、この4人でいるからこそ挑戦できるものもあると思いまして。スキマ産業は本当に、安心して皆がやりたいことを一本芯を通して出来るユニットだと思いますし、これからもそうなっていくといいな、と思います。

 

9:Rush'n Driver~キセキをおこせ!~(A-SIDE)
10:逢いたくて(A-SIDE)

ここからは第2部、ゲストのIssyoさんとRayさんをお迎えしてのコラボステージ。写真も交えて少し振り返ってみようと思います。


曲とは関係ないですが、いきなりこんな体勢の高坂・・・。

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カッコよくIssyoさんをご紹介しようと思ったら大失敗してしまい、ゲスト様の第一声をツッコミにさせてしまうという大失態を犯しました図・・・しかもLifeBirdで。Issyoさんほんとすみませんでした><

(こうなった原因のひとりはステージの後方で撃沈?しておりますね><)

 

そんなハプニングもありましたが、気を取り直してゲストタイム。Issyoさんに続いて、A-SIDEのベーシスト・Ray Mizukamiさんにもご登場頂き、お2人のパワフルなパフォーマンスでA-SIDEさん代表曲のアコースティックバージョンをお届け。この2曲はIssyoさんのご提案もあってLifeBird両名がパーカッションとコーラスで参加させていただきました。

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「逢いたくて」の追っかけみたいなパートは、A-SIDEさんのライブに行くとつい口ずさんでしまいますね。とってもキャッチ―な曲です。

 

11:高みの空へ(谷本貴義)
獣拳戦隊ゲキレンジャーの挿入歌です。折角こういう素晴らしい機会を頂いたので、是非Issyoさんと一緒に歌ってみたいとお願いして、実現しました!
凄く好きな曲なのですが(谷本さんの曲ではこれが一番好きです)、自分では歌ったことがなかったので、二重の意味でテンションが上がりました。
Issyoさんの歌声はヒーローソングがとても似合うと思うのですが、A-SIDEや樽生(声優の新垣樽助さん+A-SIDE)の楽曲ではそういうのがないので、ファンの方にもちょっと新鮮だったのではないでしょうか?(そんなことないかな・・・?(汗))
個人的には、Issyoさんの歌声に下ハモ合わせるのが凄く楽しかったです。まさかの私の方が歌声の気持ちいい部分が低いかもしれない疑惑・・・。(もともと地声が低いので仕方ないですが) 

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この曲は、Issyoさん&Rayさん&LifeBirdに、須賀さん、松本さん、磯山さんをお呼びして7人でお送りしました。とにかく楽しかった!!!
そういえば、スキマ産業のライブでも地味に好評でした松本さんのオタマトーンがここで登場。

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「高みの空へ」の最初や最後の中華?っぽいサウンドをどう再現しようかと悩んだところに、オタマトーンの音が凄くしっくりきたのですよね。こんそめ組(というか殆どがスキマ産業)はわりとリハのノリでこういう小物がぽんぽん出てくるのですが、ゲスト枠でそれをやっていいものか・・・と多少戸惑いもしました。受け入れてくださったIssyoさんとRayさんの寛大さに感謝です・・・。リハでひたすら「気が抜ける・・・」と仰っていた二人が面白かったです。←

 

12:プラットホーム(樽生)
このライブが樽生さんの1stアルバム「新しい唄」の発売直後だったこともあり、是非樽生さんの楽曲もコラボさせて頂きたい、とこんそめ組より願い出て実現。こんそめ組バンドフルメンバー&Issyoさん&Rayさん、という今回のライブ最多編成でお送りしました。ちなみにこの曲になった理由は、こんそめ組の中で樽生さんの3月のライブを観た5名の中で樽生さん曲で好きな曲、というアンケートを取ったところこの「プラットホーム」がダントツ1位だったからです。

先ほどのA-SIDEさんの2曲はIssyoさんが作詞作曲ですが、この曲の作詞作曲はRayさん。アルバムに収録されている曲の中でもダントツに美しいバラードだったので、須賀さんのピアノに磯山さんのアコギ、スキマ産業のコーラスとコラボ出来ることは沢山あるはず・・・!と気合いを入れてリハに臨んだこんそめ組ですが、お2人と初めて合わせたリハのスタジオにて、こんそめ組6人が誰も予想していなかった方向へ曲調がシフトしていくのでした。

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スタジオでの話の流れから、Rayさん主導でベースとピアノがジャズ?ゴスペル?のようなリズムに変わっていく、とただそれだけで、原曲の爽やかな感じに少し大人っぽさが加わり、女性コーラスが入ってもまったく違和感がなくなったのです・・・!

曲調だけで言うなら、ゴスペル詳しい方にはThe Manhattan TransferのOperatorみたいな感じ・・・と言ってピンと来てくださるかしら・・・(あくまで私の印象です。演奏した方にちゃうわと言われそうですが、ただの印象です。)

スキマ産業の4人はセッションの経験もほとんどなかったので最初結構戸惑っていたのですが、歌っていくうちにどんどん楽しくなっていきました。

お客様にも我々にも楽しい時間、ってこういうことなんだなあ、と非常に勉強になりました。またどこかでご一緒出来たらいいなあ・・・プラットホームこんそめ組乗せバージョン。

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 そういえばこの写真がどの時だったか記憶が曖昧だなあ…2部の間はひたすらゲストさんたちにつっこまれる高坂でした(>_<)

 

こんそめ組ライブを2部まで振り返ったところで、今回はここまで。

改めまして、Issyoさん、Rayさん、本当にありがとうございました!そして遅くなりましたがA-SIDEさんデビュー10周年おめでとうございます!

ちなみにIssyoさんはこの後の3部でも大活躍してくださいますが、そこはまた次回の更新で。